4~5年前に、庭の砂利に芽を出した山椒の幼木を鉢植えにしたら、大きくなって今年実を付けました。毎年、葉が出てきたなと思うとアゲハチョウの幼虫の餌になってしまうので、今年はちょっと先回りをして実と若葉を少しいただきました。早速、山椒の葉の佃煮を作りましょう。
山椒を収穫

下ごしらえ
葉をサッと水で洗って、茎は硬いので取り除きます。

葉を熱湯で湯がいてアクを取り、キッチンペーパーで軽く水気を取り、お酒と醤油、みりんを加え、弱火で汁気が無くなるまで煮詰めます。焦がさないように、菜箸で絶えず動かしながら煮ます。
クツクツ

カラカラに煮た葉を包丁で刻むと、食べやすく、香りも立つような気がします。
山椒の葉の佃煮 完成

山椒の香りが残っていて、ほんの少しピリッとして、なかなかオツなものです。お茶漬けに入れたり、温かいご飯に振りかけたり、焼き魚の薬味にしたり、ぜんざいの箸休めにも良いかも。実は冷凍にしておいて、後で縮緬雑魚と煮ていただきましょう。今しか作れない一品、季節の恵みに感謝です。アゲハさんごめんなさい。

by ちこばあ