先日、丸の内オアゾの丸善に川瀬巴水の木版画展を見に行きました。大正から昭和初期にかけて活躍した、日本風景を描いた最後の浮世絵師だそうです。繊細な線と落ち着いた色合い、特に、夕暮れ時から夜の風景の光の表現が素晴らしく、30点余りの展示だったけれど、時の経つのを忘れて見惚れてしまいました。
久し振りに見た東京駅の駅舎の天井の素晴らしさに思わずパチリと撮りました。ついでにお濠を遠目に見ながら丸の内界隈をくるりと散策。周りのビルに押しつぶされそうに地味な平将門の塚を見たり、なんでここにいるのかわからない頭の大きなトラの像を見つけたり、なかなか出来ない東京見物をしてきました。
後で調べてみたけど、あの場所にいる訳はよくわかりませんでした。また、近くの別のブロックにはフクロウがいるそうです。そのうち会いに行ってみますかね。今度はあまり寒くない日に。
そろそろ梅の花便りが届くころ、旅行、散策のお供に、ペットボトルカバー新作です。ベージュ系を基調に、落ち着いた風合いの色と柄で仕上げてみました。
by ちこばあ