カラッと晴れたのも束の間、またなんとなく湿気が多くジメジメしてきたような気がします。スタッフ M です。下らない記事ばっかり書いていないで作品の紹介をしろ、とちこばあにせっつかれております。
というわけで今日は、鍋つかみを紹介してみます。
ちこばあは手が小さめなので、この鍋つかみも一般的な物より小さめかも知れません。あまり大きいとスルッと手から抜け落ちてしまうので、小さ過ぎない程度にぴったりサイズに作ってあります。(サイズ感はこの記事の最後の写真をご覧下さい)
イメージはそら豆型、あるいは……
フックに掛けたら小鳥にも見えるかも。見えたらいいな。
そんな鍋つかみですが、試作が 3 段階くらいあって、ちこばあにしては珍しく難産でした。試作した物を実際に使ってみて、いろいろ変更して作り直して……というのを繰り返したものは割と珍しく、その分思いも詰まっています。
一番のこだわりポイントはやはり、フィット感と取り回しのしやすさ。手に馴染みつつも素早く外せるように気を遣いました。フックに掛ける為のループも、うっかり火にかかったりしないように、そしてフックには楽に掛けられるように、考えて作ってあります。
中綿は普通のポリエステル 100%なのですが、難燃性にしようかという案もありました。結局、オーブンの天板などを持てるほどには厚みがないことと、ポリエステル自体が燃えにくい素材である事、などの理由から今のところは普通のポリエステル綿で良い、という結論に落ち着いています。
ちなみに大きいのもあるのです。
左が上の写真と同じ物(小サイズ)、右が大きめサイズです。CD ケースと並べて置いてみました。(余談ですが、CD は故 上田現さんのトリビュート盤です)
小サイズでは男の手には小さ過ぎる、という家人のつぶやきから作ってみた大きめサイズは、単純な拡大版ではなく、これはこれで試行錯誤しています。でもその話は、またの機会に。
9/17 追記 : 大きい方の記事を書きました。手を入れてみた写真も載せています。